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渋谷公園通りでアール・ブリュット展 作家7人の作品紹介

足の指に筆を挟んで絵を描いている森陽香さんの「赤べこ」

足の指に筆を挟んで絵を描いている森陽香さんの「赤べこ」

 東京都渋谷公園通りギャラリー(渋谷区神南1)で10月10日、アール・ブリュット展「ソウゾウ・トレイニング! -ひきだす、つなぐ、この場所で-」が始まる。

写真を触り続け作品にしていく杉浦篤さんの作品

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 同展はアール・ブリュット作品の魅力を紹介する展覧会で、今年で7回目を迎える。今回は、アール・ブリュット分野を専門に活動する福島の美術館「はじまりの美術館」(岡部兼芳さん、小林竜也さん、大政愛さん)を共同キュレーターに迎える 。同館のキュレーター陣が注目する作家7組の「自らの切実な思 いを引き出し、表現を紡ぐ」力を紹介する。

 会場構成は、NPO法人チア・アートと筑波大学岩田祐佳梨研究室が、「トレイニング」の語源である「引き出す」をコンセプトに、「抜け感のある」展示空間を提案。作家の表現が 鑑賞者の想像力を引き出す「ソウゾウ・トレイニング(想像力のトレーニング)」の場の創出を図る。

 出展するのは、具象と抽象が混じり合う有機的な文様やモチーフを描く香川大介さん、生まれつき両手が不自由ながら車いすに座り足の指に筆を挟んで絵を描いている森陽香さんなど。杉浦篤さんの作品は、気に入った写真を何年も触り続けることで表面や角が削れることで作品へと変化していく表現になっているという。1945(昭和20)年生まれの田口BOSSさんは、75歳で絵を描き始め、6年で約400枚を描き上げた。

 音声ガイド(無料)のナビゲーターは俳優でダンサーの森山未來さんが務める。12月14日には分身ロボット「OriHime」と回る鑑賞ツアーを、11月22日には視覚障害のある人向けに触図を使った鑑賞ツアーなどを、それぞれ開催。同29日にはキュレーターらが登壇するトークイベントも予定する。

 開館時間は11時~19時(11月6日・13日・20日・27日は20時まで)。月曜休館(今月12日・11月23日は開館しそれぞれ翌日が休み)。入場無料。12月27日まで。