【東京・渋谷】渋谷駅近くで9月2日深夜、一般の車両を一部通行止めにして、巨大な橋桁を架設する大規模工事が行われた。作業場所は、渋谷駅東口交差点の歩道橋の、国道246号をまたぐ部分。現場から100メートルほど離れた作業所で組み立てられ、多軸式移動台車にセットされてた新しい橋桁が、日付が3日に変わった0時30分ごろに移動を始め、途中にある歩道橋の下をギリギリの高さで通り抜けた。設置工事は、既設の橋桁と橋桁の間に新しいパーツを「はめ込む」ような作業で、台車の位置の微調整を行いながら、新しい橋桁がゆっくりとジャッキアップされた。午前2時15分ごろには、はめ込まれた橋桁が両側の橋桁と水平になり、作業員が固定作業と側面の信号機の取り付けなどが行った。渋谷駅東口交差点では新しい歩道橋完成までに約30回の通行止めが予定されており、今回はその5回目。