代官山蔦屋書店と富山県がコラボ-物産・マルシェなど

富山に関する出版物や特産品が並ぶ店内

富山に関する出版物や特産品が並ぶ店内

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 代官山蔦谷書店(渋谷区猿楽町)で2月27日、富山県とコラボした企画が始まった。

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 同県は2015年3月の北陸新幹線開業に向け首都圏からの誘客拡大を目指し、今年3月1日~5月6日に県内各地で体験プログラム「大人の遊び、33の富山旅。」(春版16プログラム)を展開する。今回、同プログラム開始に合わせ同店とコラボした。

 同店3号館1階では同県に関する出版物や特産品を展示・販売。ショウガや酒かす、抹茶など5種を用意する和漢薬薬種商「池田屋安兵衛商店」(富山市)と創業350年「島川あめ店」(同)がコラボした「反魂飴(あめ)」(各315円)や、蔵ギャラリー・セレクトショップ 「はんぶんこ」(高岡市)がセレクトする「たき火ろうそく」(5,250円)など。出版物では、同県内の築120年の古民家「花の家」(富山県中新川郡)を舞台にした映画「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)の書籍、「越中万葉百科」などを扱う。展開商品は適宜入れ替える。4月中旬までを予定。

 3月1日・2日には富山のマルシェを開く。「マスずし」をはじめ、地酒(5種)、イカスミやコショウを練り込んだ「ブラック」と昆布風味の「ホワイト」の2種を用意するコロッケ、富山ガラスや富山クラフトなどの工芸品などをそろえる予定。

 同21日には1号館2階イベントスペースでトークイベント「北陸 富山県に見る、街作り・文化で生み出す地域の魅力」を開く。富山大学コーディネーター・芸文ギャラリーキュレーター・高岡伝統産業青年会の羽田純さん、バイヤー・クリエーティブディレクターの山田遊さん(method)が参加し、同県の地域コンテンツについて語る。参加費は500円。定員は約50人。

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