「渋谷検定」実施迫る-歴史・建築など50問出題予定

過去問では渋谷駅前・スクランブル交差点に関する問題も出題された

過去問では渋谷駅前・スクランブル交差点に関する問題も出題された

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 渋谷の観光まちづくりに取り組む一般財団法人「しぶやコンシェルジュの会」は2月16日、第3回「渋谷検定」を実施する。

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 2011年設立で、ほぼ毎月渋谷のまち歩きツアーを開くなどしている同法人。その発展企画として、「渋谷のことを知って理解することでより愛着が湧くのでは」(代表理事の玉井美歌男さん)と、2012年から毎年1回、同検定を実施している。過去2回共に30人ほどが受検したという。

 今回は、過去2回の約倍となる50問を出題予定。内容は基本情報や文芸芸術、建築、歴史、エンターテインメントなど多彩なジャンルから出題。いずれも択一問題となる。東京大学生産技術研究所・川添研究室の川添善行さんが問題監修を行う。成績トップの参加者には優秀賞を、8割以上の正解者から複数人には奨励賞を贈呈。今年からポイント制を導入し、参加者全員が得点=ポイントとして次回以降の検定に持ち越せるようにする。

 過去の問題は、渋谷駅前交差点(通称=スクランブル交差点)の通行量やスペイン坂の階段の段数、宮益坂・御嶽神社のこま犬の獣の種類など。同法人ホームページで過去2回の全問題を公開している。

 玉井さんは過去問への挑戦を勧めるほか、「歴史は幅があるが、白根博物館や渋谷・ハチ公前広場のモニュメント東急5000系車両(愛称=青ガエル)内の展示などに触れていただければ」とアドバイスする。「今後どんどん高度な問題になっていくと思うので、早いうちに受けて、渋谷の通になっていただければ」と受検を呼び掛ける。

 実施時間は13時30分~16時。参加料は1,000円。現在、ホームページで募集している(締め切りは今月14日)。

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