神宮前のギャラリー「ROCKET(ロケット)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-3499-1003)に1月24日、クリエーティブオフィス「クローカ」(港区)によるチョコレート工場「ALCHIMIE DES CHOCOLAT」が登場した。
空間演出やディスプレー、グラフィックなど幅広く手掛ける同社による空間で、同企画のテーマ「魔法・魔術・錬金術・薬」に合わせてフードクリエーターが作ったショコラを提供する。同社所属のアートディレクターで作家としても活動する矢島沙夜子さんがアートディレクションを担当した。
1階にはチョコレートが流れ出てできた都市をイメージしたインスタレーション「テオブローマの都市」を展示。備え付けた蛇口からは、ケータリングやイベント企画を手掛ける山フーズさんによるホットチョコレート(1杯500円)が出てくる。
2階では来店客がセルフで菓子を作れる「術師のショコラティエ」コーナーを展開。映画を題材に菓子を作るcinecaさんが地層イメージして作ったプラリネ3種を試験管に詰め、包装紙やリボン、メッセージカード、スタンプなどでラッピングすることができる。価格は1,800円(一部ラッピング素材は要追加料金)。
最終日の2月14日(18時~20時)にはクロージングパーティーを開く。「テオブローマの都市」に飾る家などを本物のチョコレートで作るほか、チョコレートファウンテンも食べられるようにする。
大陸型のインスタレーションは矢島さんが昨年から手掛けている作品。毎回来場者が体験できる仕掛けを作っており、「今回の目玉は蛇口」と言う。
開催時間は12時~20時。入場無料。2月14日まで。