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「フランフラン」のバルス、セブン&アイと資本提携-雑貨共同開発も

外苑前近くに出店しているコンセプトストア「LOUNGE by Francfranc」の外観

外苑前近くに出店しているコンセプトストア「LOUNGE by Francfranc」の外観

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 「Francfranc(フランフラン)」などインテリア・雑貨専門店を展開するバルス(渋谷区神宮前5)は12月25日、セブン&アイ・ホールディングス(千代田区)と資本業務提携契約を締結した。

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 バルスは1990年に福井で創業し、1992年にインテリア家具・雑貨店「フランフラン」1号店を天王洲アイルに出店。広域渋谷圏には「Lounge by Francfran」(港区南青山3)などのコンセプト店、「WTW」(南青山6)などのショップを展開している。2002年にジャスダックに株式を上場し、2006年に東京証券取引所第1部に変更するも、MBO(マネジメント・バイアウト)を行い昨年1月に上場廃止。現在新体制づくりを推進している。

 今回、同社が第三者割当増資により新株式(普通株式)1万9286株を発行し、セブン&アイがその総数を引き受けた。これにより、バルスに対する所有割合は、親会社のBALS INTERNATIONAL LIMITED(本社香港)=70%、セブン&アイ=30%となった。同社は併せて、BALS INTERNATIONAL LIMITEDの普通株式1億2207万5279株(所有割合は26.67%)を三菱商事から取得している。

 今後、「フランフラン」をセブン&アイ傘下の西武百貨店やそごう、イトーヨーカ堂が運営するショッピングセンター「アリオ」などへ出店するほか、ロフトとの共同出店などをすることで双方店舗への来店客誘致を図る。さらに、バルスとセブン&アイグループ各事業会社とで雑貨関連商品などを共同開発・双方の店舗での販売や、セブン&アイがグループを挙げて推進するEC事業「オムニチャンネル」分野との連携も進めていくという。

 来年1月中に資本業務提提携開始予定。

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