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表参道に独ブランド「HUGO BOSS」路面店-新ストアコンセプト導入

木の幹を思わせる形の店舗外観

木の幹を思わせる形の店舗外観

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 表参道に11月29日、独ファッションブランド「HUGO BOSS」の路面店「BOSSストア表参道」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6418-9365)がオープンした。経営はヒューゴ ボス ジャパン(港区南青山5)。

アーバンギャルドなライン「HUGO」を扱う地下1階

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 1924年にドイツで創業した同ブランド。ウエアをはじめ、シューズやアクセサリー、レザー・アクセサリー、ライセンス生産のフレグランスや時計など幅広い商品を展開。日本市場への参入は今年で25年、子会社化されてからは20年になる。国内のコアな購買層は8割が男性で、30代後半~50代前半。

 表参道店の店舗面積は地下1階~2階の3フロア合わせて336平方メートル。建築家・團紀彦さんが手掛けた木の幹を思わせる形の外観の新築ビル。内装はパリの旗艦店や、NY・上海の路面店と同じ、最新のストアコンセプト「Clean and Sophisticated」を取り入れる。LEDスクリーンを擁したブラックスチール製グリッドと、オランダの画家ピエト・モンドリアンから着想を得たメッシュ素材の壁パネルなどが特徴。

 メンズブランドとしてスタートしていることをアピールする意味も込め、同店ではメンズのみを扱う。同ブランドのコアラインで、30~50をターゲットに据える「BOSS」、20~30代がターゲットのモードでアーバンギャルドなラインの「HUGO」。フロア構成は、地下1階=HUGO、1階=BOSSのスポーツウエア、2階=BOSSのコレクションウエア。

 中心価格帯は、HUGO=スーツ10万円前後、パンツ3万円前後、BOSS(スポーツウエア)=ジャケット5万円~8万円ほど、パンツ3万円前後、BOSS(コレクション)=スーツ12万円~25万円ほど、パンツ3万円~5万円ほど。同店限定のタキシード(約12万円、HUGO)を販売する。

 表参道は「HUGOに適した街」と話す同社大澤社長。「当ブランドはクラシック・コンサバティブなイメージがあるかもしれないが、ある意味それを崩すために表参道だと考えた」という。「まずは来ていただきたい。コンセプトを感じこれからやろうとしていることを理解いただけると思う」と来店を呼び掛ける。

 前日28日に行われたオープニングセレモニーには俳優の浅野忠信さんと、台湾のモデル・女優のリン・チーリンさんらが参加し、鏡割りを行った。

 営業時間は11時~20時(金曜・土曜は21時まで)。

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