表参道駅近く・青山通り沿いに10月21日、スペインレストラン「サングリア青山店」(港区北青山3、TEL 03-3478-2001)がオープンした。経営は静岡でホテルや飲食店などを経営するエス・アール・シー(静岡市)。
「サングリア」は同社が38年前に1号店を出店したスペインレストラン。当初郊外型で展開していたが、利用客からの「街中に出しほしい」という声に応え、鷹匠店(2012年)を出店。同店の評判が高かったことから「全国的に発信していきたい」と考え、東京進出を決めた。
同業態4店舗目となる青山店の店舗面積は80坪。席数はテーブル席やソファ席、個室など74席を用意。グラダナのような雰囲気を演出したという店内は、噴水のオブジェや、木目のテーブル・椅子、壁面にあしらったタイルなど、スペインから直輸入したものを中心に作り上げた。
「伝統的なスペイン料理」を中心にそろえる同店。平日のランチ(11時~15時)には、前菜4種、トルテリア、5種から1種を選ぶパエリアなどが付く「トレドランチコース」(2,100円、注文は2人前から)などのコースを用意。
ディナーには、エビ・カニ・ロブスターなどから2日間かけてとったソースでエビを煮込んだ「エビのカタラン風」(1,300円)、2日間マリネする「スペインサラダ」(650円)、特製スープで米を炊き上げる「魚介のミックスパエリア」(1,300円、注文は2人前から)などをラインアップ。アルコールは、自家製サングリアやスペイン焼酎、カヴァ(発泡酒)などをそろえる。客単価は、ランチ=2,000円ほど、ディナー=5,000円を見込む。
松本晃社長は「料理をシェアしながら楽しんでいただきたい。そこからコミュニケーションが生まれたり、話が進んだりすると思う」と話す。
営業時間は11時~24時。