代官山エリアで10月16日から、トートバッグブランド「ROOTOTE」の「第10回 ROOTOTEトート・アズ・キャンバス デザインアワード」展が開催される。
同ブランドの真っ白なトートバッグ「トート・アズ・キャンバス」をキャンバスにしたデザイン作品を一般公募し、受賞作品などを展示する同展は今年で10回目を迎える。今年は1歳~68歳の190人から193点が集まった。審査員は写真家・浅井愼平さんや2人組のアーティスト・ミレイヒロキなどが務めた。
グランプリに輝いたのは千葉県在住の会社員きみさん(25)の、「荷物が増えた時、バッグが自分で歩いてくれたら楽なのに…」という思いから制作したという「トコトコトート」。自立しやすいように底にマチを作ったり、足の太さを何度も調節したりしたという。準グランプリには、5回目の参加という福岡在住の男性yuzoさん(55)の「ごうとうトート」や、トートバッグの「ざくざく物が入る」という特徴からヒントを得たという「バケツトート」を制作した埼玉在住の大学生・大熊仁さん(18)などが選ばれた。
会場では、今年のグランプリ(1作品)・準グランプリ(5作品)・入選・特別賞(小学生以下の部)のほか、同ブランドを展開するスーパープランニング(静岡県浜松市)が毎年開催しているチャリティーイベントに出品された、書家・紫舟さん、吉本新喜劇座長・小籔千豊さん、歌舞伎俳優・市川染五郎さんなど著名人の作品も展示する。
開催期間・時間と会場は、16日~18日(10時~20時、最終日は18時まで)=ヒルサイドプラザ(渋谷区猿楽町)、25日~27日(11時~19時)=ルートートギャラリー代官山店(代官山町)。入場無料。