渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールなどで10月14日から、「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京)2014S/S」が開催される。主催は日本ファッション・ウィーク推進機構(渋谷3)。
2005年、日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図る目的で始まったファッションイベント「東京発 日本ファッション・ウィーク」が前身。2011秋から冠スポンサーにメルセデス・ベンツを迎え現在の名称で開催。毎年3月と10月の年2回開いている。2013年春夏シーズンから同施設に拠点を移し、メルセデス・ベンツのブランド発信基地「メルセデス・ベンツ・コネクション」(港区)も公式会場として展開する。
今年は国内外の36ブランドが出展。初参加となるのは、韓国発メンズブランド「99%IS-」、昨年立ち上がったメンズブランド「Patchy Cake Eater」、刺しゅうを基調としたコレクションを発表している「sina」、シーズンごとのテーマを基にデザインするグラフィックワークを生かしたオリジナルテキスタイルに定評がある「STOF」の4ブランド。オープニングはイタリアのブランド「MISSONI」が、
いずれもミラノで発表したウィメンズコレクションとメンズコレクションの合同ショーを開く。
そのほか、「CHRISTIAN DADA」「DRESSCAMP」「matohu」「Ne-net」「THEATER PRODUCTS」など広域渋谷圏に直営店を出店しているブランドや、「JNBY」(中国)、「Johan Ku」(イギリス)など海外のブランドも名を連ねる。原則ショーへの入場は招待状が必要だが、一部のショーとインスタレーションは、ユーストリームでライブストリーミングする。
期間中、渋谷ヒカリエ館内各所でも関連企画を展開。商業施設「ShinQs」のファッション・ビューティーフロアの8店舗では、「今秋のトレンド」である、ブリティッシュテイストを表現するチェックパターンの商品や同店限定商品を、イーツフロア18店舗ではチェック柄のスイーツなどをそれぞれ販売。館内飲食店では参加ブランドをイメージしたカクテルを提供する。同館以外にも、西武渋谷店や渋谷パルコなど渋谷エリア、新宿・銀座など都内各所でファッションイベントや展覧会など関連企画を予定する。
コレクションショーは今月19日まで(関連企画はイベントにより異なる)。