表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階「スペース オー」とシアター・イメージフォーラム(渋谷2)で10月12日から、「第4回 東京ごはん映画祭」が開催される。
2010年、恵比寿を拠点に始まった同映画祭。4回目を迎える今年は会場を2カ所に分けて展開。期間中、両会場では「おいしい映画」15作品を上映するほか、視覚障害を持った人のため状況説明音声ガイダンス電波を同時に発信する「耳で見る上映会」やトークイベントなども開く。
上映作品は、現在山形で先行公開している、山形を舞台に料理部の女子高生4人組が炊き込みご飯のコンテストに挑む青春ムービー「乙女のレシピ」(三原光尋監督)や、もめ事ばかり起こしてきた若者がスコッチウイスキーや仲間と出会い人生を再生していく様を描く「天使の分け前」(ケン・ローチ監督)、人とのコミュニケーションが苦手な女の子アメリが空想の世界から抜け出し、現実の世界へと歩み出していく姿を描いた「アメリ」(ジャン=ピエール・ジュネ監督)、料理研究家・辰巳芳子さんのドキュメンタリー「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」(河邑厚徳監督)ほか。
スペース オーでの上映は「ごはん付き」で、イタリアン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフ・奥田政行さんや、フードディレクター野村友里さん主宰のフードクリエーティブチーム「eatrip」、洋食レストラン「洋食MIYASHITA」などが、映画にちなんだオリジナル料理を提供する。
鑑賞料は、スペース オー=3,500円(「ごはん」付き)、シアター・イメージフォーラム=1,300円ほか。今月14日まで(シアター・イメージフォーラムは18日まで)。