原宿・竹下通りに9月6日開業する商業施設「CUTE CUBE HARAJUKU」（渋谷区神宮前1）内に同日、H＆M傘下のブランド「MONKI（モンキ）」のフラッグシップショップ「MONKI Harajuku」（TEL 03-5786-0204）がオープンする。経営はヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン（宇田川町）。

原宿店限定の「MONKI Loves Tokyo」コレクション

　2005年にスウェーデンで創業した同ブランド。ヨーロッパ7カ国をはじめ台湾や中国本土など約70店舗を展開。日本国内には今年6月、大阪に1号店を開いた。メーンターゲットは20～30代の女性だが、購買層は14歳～80代と幅広い。

　国内2店舗目でフラッグシップショップに位置付ける同店の店舗面積は、地下1階と1階合わせて約333平方メートル。「The Sea of Scallops（貝の海）」をストアコンセプトに、「クールで落ち着いた雰囲気」のグレー・白・黒を基調に仕上げた。ファサードには同ブランドのマスコット「MONKIS（モンキーズ）」のイラストを掲出。水面に見立てた天井は鏡張りになっているほか、床にはグレーのカーペットを敷き深海を表現した。クラゲや沈没したメリーゴーラウンドをイメージした什器やディスプレーを配す。

　東京の「自由な」ストリートスタイルと北欧の「シンプルで実用的な」デザインをミックスさせたデザインの洋服を展開。同店ではオープンを記念した限定コレクション「MONKI Loves Tokyo」を販売する。商品は、オリジナルプリントやモンキーズのプリントをあしらったTシャツ（1,600円）、シャツ（3，00円）、傘（700円）、キャップ（2,000円）などをラインアップする。

　原宿には「何度も足を運んで原宿ガールズたちの写真を撮ったりしていた」こともあり、「完璧なロケーション」と話す、ブランドマーケティングマネジャーのエレノア・ニガードさん。ファッションディレクターのアニカ・アーバンスドッターさんは「東京に出店することは夢だった。ホームに帰ってきた感じ」とも。「勇気を持って自分を表現して。それがモンキだから」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は10時～20時（オープン当日は12時～）。オープン当日先着100人にモンキで使用できる1,500円分のギフトカードを、800人にはモンキーズのクッションを、それぞれ進呈する。