代官山・八幡通り沿いに8月3日、ファッションブランド「グレースコンチネンタル」のフラッグシップショップ「グレースコンチネンタル代官山本店」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5456-0209)が移転増床オープンする。経営はオンワードグループのアイランド(代官山町)。
1997年、代官山に1号店を出店した同ブランド。デザイナー自身が「素材や技術にこだわり」仕上げた商品を提案。客層は30代を中心に、20代前半~50代など幅広い。現在は各地に30店舗ほど出店している。
ブランドの「さらなる発信力強化」の一環として旗艦店を移転増床。かねて「広い空間で世界観を表現したい」と考えていたという。
新店舗の売り場面積は地下1階~2階の3フロア計約200平方メートル。ガラス張りのファサード内部にはビル天井部から巨大なアンティークのカーテンを取り付けている。店内に大きなコの字階段を設け、途中の踊り場にも商品をディスプレーする。「マキシマムな空間」を目指したという店内には、イギリスやアフリカ、インドなど各地で買い付けた装飾品を飾るほか、27のシャンデリアをつるす。
同店では商品をフルラインアップ。価格帯は、ジャケット=2万5,200円~5万9,850円、皮革アウター=4万9,350円~24万1,200円、ワンピース=2万5,200円~6万9,300円、ブラウス=1万6,800円~2万9,400円、カットソー=1万2,600円~3万9,900円、パンツ=1万4,700円~3万4,650円、雑貨=6,930円~12万6,000円ほか。
2階は「ビスポーク」専門フロア。シーズン商品のサイズオーダー、ウエディングドレスなどのセミ・オーダー、ウエディングドレスをはじめ、ジャケットやワンピースなど「あらゆる洋服」のフルオーダーを受け付ける。
同社グレースコンチネンタル事業部プレスの本山香苗さんは「空間全体で表現しているので、ご来店いただければ当ブランドの世界観が伝わるのでは」とし、「ビスポークを充実させたので、本当に洋服が好きな方にも喜んでいただけるのでは」と話す。
営業時間は11時~20時。