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ゲンスブールのドキュメンタリー、渋谷で公開-録音テープ基に構成

「ノーコメントbyゲンスブール」より©Zeta Productions/ARTE France Cin?ma/Ina/2011

「ノーコメントbyゲンスブール」より©Zeta Productions/ARTE France Cin?ma/Ina/2011

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 渋谷・Bunkamura「ル・シネマ」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9264)で7月27日、仏アーティスト、セルジュ・ゲンスブールのドキュメンタリー映画「ノーコメントbyゲンスブール」が特別ロードショー公開される。

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 1928年パリ生まれのセルジュ・ゲンスブール。バーのピアノ弾きとして働きながら美術学校に通っていたが「音楽の道で生きていくこと」を決意。1955年、セルジュ・ゲンスブールと名乗るようになる。キャバレー「ミロール・ラルスイユ」でピアニスト兼歌手として働き、1958年にデビューアルバム「第一面目のシャンソン」を発表。1960年には映画「唇によだれ」のテーマ曲(共作)がヒットした。他のアーティストへの楽曲提供も多く手掛けた。1991年没。

 同作は、20~60代の40年間にテレビやラジオなどで語った発言や「未発表コメント」など、ゲンスブールが「自身の内面」を語った録音テープを基に構成。ゲンスブールの元妻である歌手で女優のジェーン・バーキンさんや娘のシャルロットさんなども登場する。

 メガホンを取ったのはピエール=アンリ・サルファティ監督。1980年に映画監督としてのキャリアをスタート。1995年に長編2作目となるコメディーを発表後、フィクションからドキュメンタリー映画を手掛けるようになった。旧ソ連のトランペッター、エディ・ロズナーについてのドキュメンタリー「The Jazzman from the Gulag」(1999年)でエミー賞を受賞した。

 8月3日からは、渋谷・宇田川町のシアター「アップリンク」(宇田川町、TEL 03-6825-5502)でも公開する。

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