モンベル渋谷店(渋谷区宇田川町、TEL 03-5784-4005)5階サロンで現在、写真家・小野庄一さんの写真展「体感!絶景富士山頂『天の力』」が開催されている。
1963(昭和38)年岐阜県生まれの小野さん。東京経済大学、写真専門学校卒業後、雑誌「AERA」(朝日新聞出版)の写真委嘱記者を経て独立。満100歳以上のお年寄りと、富士山頂から望む景色を主な被写体に写真を撮り続けている。
2005年の初登頂以降、毎年7月と8月の開山シーズン中、富士山に登り写真を撮影している小野さん。同展では、2010年までに撮影した写真30点以上を展示している。写真は、富士山のような形をした雲、約1時間シャッターを開放して撮影した北極星と星の光跡、「ご来光を真正面に見ることができる」標高3715メートルに位置する久須志神社前、三つ峠から望む夜の富士山、登山者のライトの光跡などがある。
7月4日・5日(19時~20時)・7日(13時~14時、18時~19時)にはトークショー「はじめての富士山頂 撮り方&登り方」を開く。写真のことや登山に関する基礎知識、「絶景」ビューポイントなどについてトークする。
富士山の魅力について、「命の源である太陽に物理的に一番近い場所であること」と話す小野さん。「頂上を疑似体験いただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月7日まで。