渋谷・明治通り沿いに6月29日、アロマ専門店「@aroma store Jingumae(アットアロマストア神宮前)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6419-7630)がオープンした。経営はアットアロマ(世田谷区)。
渋谷ヒカリエ(渋谷2)のスイッチルームなど、商業施設やオフィスなどのアロマ空間デザインや、業務用アロマディフューザーの開発などを手掛ける同社。3~4年ほど前から家庭用アロマディフューザーの開発に注力しており、東急ハンズやロフトなどで販売してきた。
ブランドイメージ、コンセプトを伝えることを目的に直営のコンセプトストア出店を決め、2月に1号店を福岡にオープン。福岡への出店と同時に、デザイン企業やアパレルショップで働いている人など「おしゃれな人が多い」ことや、情報発信力があることなどから、渋谷・表参道エリアでの出店を考えていたという。ショップコンセプトは「香りを体験する」。
店舗面積は約8坪。店舗はグレーと白を基調に「シンプルなデザイン」に仕上げた。ファサードには「香り空間」を体験できるよう24時間稼働する「アロマエアシャワー」を設置。気になる香りのボタンに手をかざすと、その香りが上部から噴霧する仕組みになっている。体験できる香りは3種で、定期的に入れ替えるという。
同社の商品をフルラインアップする同店。ディフューザーは、約40畳に対応する卓上型「squair」(1万7,430円)、シガーライターのソケットを使う車内用小型「car diffuser drive time leather」(2,730円)、USBポートに差し込むタイプの「USB aroma time」(2,415円)など。オリジナルの香りは約100種用意しており、日本の植物から作ったシリーズ「botanical air japan」(1,890円~6万1,950円)、ブレンドオイルシリーズ「design air」(1,575円~3万450円)などを展開している。同店限定の香りとして、ローレル・スペアミント・サイプレス(ヒノキ科の精油)など木質系をメーンにした「東京の香り」(10ミリ、1,890円)も販売する。
店舗奥には15種のエッセンシャルオイルの中から好きな香りを選ぶと、上部の噴出口からブレンドされた香りが噴霧されるマシン「アロマオイルブレンダー」を設置。同マシンを使って作ったオリジナルの香りは、常駐する「アロマ空間デザイナー」が店頭でブレンドし販売もする。価格は、オイルブレンド製作費(5ミリ1,575円~450ミリ3万9,900円)にコンサルティング料(3,150円)がかかる。初回限定の「お試しプラン」(ブレンドする香りは3種まで、5ミリ3,150円)も用意する。
同社PR・エデュケーション部広報マネジャーの武石紗和子さんは「アロマは敷居が高いイメージがあるかもしれないが、まずは体感していただかないと分からないもの。当店で好きな香りを見つけていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は12時~20時(日曜・祝日は18時まで)。