日本土地建物は11月7日、青山1丁目のオフィスビル「日土地青山ビル」を賃貸住宅へコンバージョンする「青山コンバージョンプロジェクト」の着工を開始した。同計画は「青山」の持つブランド性と、コンバージョン建築ならではの「古さ」や「ラフで味のあるイメージ」を活かした商品企画により、主にクリエイター層に向けた住戸やSOHOなどを提案するもの。建物は延床面積約4千平米の地下2階付地上8階建てで、2階から8階の上層階(全44戸)に居住者が自由に空間造りできるシンプルなSOHO型住戸を配し、1階には居住者と周辺居住・就業者とのコミュニティ機能をテーマとする店舗、地階にスタジオやアトリエ・ギャラリー、新進クリエイター等を対象としたサービスオフィスの開設を想定している。竣工予定は平成16年4月中旬。日本土地建物