原宿・表参道で6月1、日本発アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & ASIA)2013」が始まる。
俳優の別所哲也さんが創設者となり1999年に原宿で始まった「ショートショート フィルムフェスティバル」。2004年には米国アカデミー賞から公式認定を受け、アジア作品を集めた「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を兄弟映画祭として初開催。以降、SSFF & ASIAとして両祭を同時開催している。今年は5月23日の東京スカイツリータウン(墨田区)「スペース634」での上映を皮切りに、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(港区)でのオールナイト上映なども控えている。
120の国と地域から5000本以上の応募があった中から約200作品を上映。グランプリ作品が、次年度の米アカデミー賞短円部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」をはじめ、「ミュージックShort部門」「CGアニメーション部門」「フットボールプログラム」、SSFF15周年を記念した「アニバーサリープログラム」などのプログラムを用意。
フットボールプログラムでは、日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)とタイアップして製作したJリーグ20周年記念特別ショートフィルム「旅するボール」(大川五月監督)をプレミア上映。「ミュージックShort部門」では、6月19日に発売されるスキマスイッチの楽曲「スカーレット」のMV(原田眞人監督)をフルで初公開。そのほか、沖縄国際映画祭との共同製作作品「死神失格」(渡邊世紀監督)、ジョージ・ルーカス監督が学生時代に製作した作品「THX1138 4EB」、今年の米アカデミー賞で短編実写部門を受賞した「リッチーとの一日」(ショーン・クリステンセン監督)などをラインアップする。
広域渋谷圏の会場は「ラフォーレミュージアム原宿」(渋谷区神宮前1、同5日まで)と「表参道ヒルズスペース オー」(神宮前4、同8日まで)。鑑賞料は、プログラム1日券=1,500円、1プログラム券=1,200円ほか。6月4日の「ショートフィルムの日」は全プログラムを無料で見ることができる。