代官山のギャラリー「GALLERY SPEAK FOR」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5459-6385)で現在、田名網敬一さんのTシャツ展「Tnaami Tee×100」が開催されている。
1936(昭和11)年東京生まれの田名網さんは1960年代初めから、グラフィックデザイナー、イラストレーター、アーティストとして活動。同年代後半にはアンディ・ウォホールとの出会いに触発され、現在に至るまで「アートとデザイン」「アートと商品」「日常と美の関係」などの問題に対して実験的な挑戦を続けている。京都造形芸術大学教授。
Tシャツをキャンバスに100点を制作したのが「Tanaami Tee×100」。昨年、南青山のセレクトショップ「Valveat 81」(港区南青山4)で発表した。作品はシルクスクリーンやインクジェットなどで、半袖・長袖、ワンピース丈をラインアップ。場内ではTシャツ52点(価格は5,250円~8万4,000円)、絵画作品9点を展示。Tシャツは展示していないデザインも受注可能。
会場では、4月に発売されたドローイング集「glamor」の特別装丁版で、グラフィックアーティスト伊藤桂司さんとビジュアルアーティスト河村康輔さんによるコラージュカバーの「glamor 100 Limited.」(8,400円)などを販売する。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。5月22日まで。