代々木上原・井の頭通り沿いのギャラリー「CASE gallery」(渋谷区大山町)で5月11日から、テキスタイルデザイナー鈴木マサルさんが手掛ける傘の展示会「鈴木マサル傘展2013-持ち歩くテキスタイル-」が開催される。
1968(昭和43)年千葉県生まれの鈴木さん。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。1995年に独立、2005年にファブリックブランド「OTTAIPINU(オッタイピヌ)」を立ち上げた。2010年AWコレクションからフィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」のデザインを手掛けるなどしている。
鈴木さんは2011年から、洋傘・レイングッズなどの企画・製造・販売を手掛けるムーンバット(京都市下京区)とコラボした傘シリーズ「OTTAIPNU KASA COLLECTION(オッタイピヌ傘コレクション)」を展開。同展では、森の草木の中やしま模様などと共にナマケモノやシマウマなどの動物をデザインするなどした新作8柄(雨傘=1万2,600円、晴雨兼用=2万1,000円)などを展示・販売する。
鈴木さんは「その傘があることで出掛けたくなる。手にすると何となくうれしくなる。要は見ているだけで気分が上がる。そんな機能をテキスタイルン色や柄に託して傘を作っている。お気に入りを見つけに来ていただけたら」とコメントする。
開催時間は11時~18時。今月26日まで。18日(14時~16時)には鈴木さんらによるトークイベントを予定。