東急東横線渋谷駅跡のイベントスペース「SHIBUYA ekiato(エキアト)」で5月6日、「復興支援 伝統芸能in渋谷パラダイス」が開催される。主催は渋谷区。
同所は3月16日の東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始に伴い、駅舎としての運用を終了した「駅跡」を活用した期間限定のイベントスペース。同企画は同所で行われる最終イベントとなる。
場内では、震災から現在までの様子を紹介する写真パネルを展示するほか、参加地域の観光情報や物産・飲食物販売などを行うブースが出展。ステージでは、宮城県気仙沼市の「大谷大漁唄(うた)い込み」、福島県いわき市の「じゃんがら念仏踊り」、長野県飯田市座光寺地域の「麻績(おみ)太鼓」などの伝統芸能が披露される。区のPRキャラクター「あいりっすん」と福島県のマスコットキャラクター「キビタン」の着ぐるみも来場し、写真撮影などに応じる。
当日は「エキアト」最終日ということもあり「線路散策企画」も行う。あらかじめ指定されたエリアの線路上を歩いたり、駅係員用のブレザーや帽子をかぶって写真を撮影したりすることができる。参加料は300円(中学生以下無料、小学生以下は大人同伴)。
同所では約1カ月半の間、1000種以上、1万2000枚ものTシャツを展示・販売した「UTストア」、ケーブルテレビ3社が共同主催のイベント「渋デジ!」、中田ヤスタカさんや「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんらが参加したDJイベント「TAKENOKO!!!」、ビアフェスタ「Shibuya BEER Terminal」(今月5日まで)などが開かれた。
開催時間は11時~17時30分。