渋谷・明治通りに3月28日、ボタニカル・スキンケアブランド「Aesop（イソップ）」の直営店「Aesop渋谷店」（渋谷区神宮前6、TEL 03-5744-4761）がオープンした。経営はイソップ・ジャパン（神宮前5）。

「家」を思わせる店内

　1987年にオーストラリア・メルボルンで創業した同ブランド。日本国内ではバーニーズニューヨークなどのセレクトショップや百貨店などで取り扱いがあるほか、2010年12月に国内初の路面店となる青山店（神宮前4）をオープン。渋谷店は路面5店舗目となる。

　店舗面積は7坪。店舗デザインは、横浜ベイクォーター店（横浜市神奈川区）などを手掛けたトラフ建築設計事務所（品川区）とコラボ。「家」を思わせる床は、エントランス側はチャコール色のウッドだが、奥に進むとサイザル麻のカーペットに切り替わる。黒皮で仕上げたスチールを、デモンストレーション用のシンクと棚に採用した。

　全商品をそろえる同店。価格帯は、スキンケア＝クレンジング3,255円～5,565円、モイスチュアライジング3,885円～3万2,550円、ボディーケア＝同2,625円～4,935円、同2,835円～1万500円、ヘアケア＝シャンプー2,835円～5,145円、コンディショナー2,835円～1万1,025円ほか。同ブランドでは直営店限定商品も展開しており、今月29日からはフィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」とコラボした、ボディースクラブとボディーバーム、コットンバッグをセットにした「イソップ サウナ デュエット」（7,350円）を両ブランド直営店で販売する。

　オープン後は男女共に30代を中心に来店。「地域社会との密着」を根底に、周辺に勤めている人や住んでいる人を意識しているといい、表通りから1本入った通りに面している青山店に対し、渋谷店は「大通りに面しているため、トラフィックの多さは街の大きさだけではなく、遠方からの人波も自然に取り込めている。全く違った位置付けの店」（同社日本統括マネジャー春日亜希さん）という。

　営業時間は12時～20時。