表参道に4月5日、デザイナーズブランド「KOHSHIN SATOH」の旗艦店「arrston volaju(アーストンボラージュ)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-672-1144)がオープンした。経営はアーストンボラージュ(港区)。
現在パリを拠点に活動する佐藤孝信さんが立ち上げた同ブランド。1983(昭和53)年から東京コレクションに参加。1986(昭和61)年からパリ・ニューヨークコレクションにも参加。「ブランドネームを隠しても分かるアイテム」を目指した商品づくりを行っている。顧客層は20~70代など幅広く、ジャズ・トランぺッターのマイルス・デイビス、ポップアートの旗手アンディ・ ウォーホルなども着用していたという。
店舗面積は26.35平方メートル。スチールを使ったファサードや店内の商品ラックは、スチール・ステンレスなどの金属作品を手掛けるアーティスト宜本伸之さんが担当。黒を基調にした店内は、ブランドイメージの「破壊と創造」を軸に仕上げたという。
取扱商品は、メンズ・レディスのアパレル全般、シューズ・バッグ・帽子などの小物。価格帯は、ジャケット=4万8,000円~15万円、シャツ=2万2,000円~9万円、パンツ=2万円~8万円、カットソー=4万円~15万円ほか。同店限定商品として、同デザインのシルバーのウォレットチェーン、ブレスレットを販売する。
ファストファッションが主流になっている中、「たまにはこういうブランドがあってもいいのでは」と佐藤さん。「洋服は着てみないと分からない。若い子はなかなか購入できないかもしれないが、まず見て、触って、試着してほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。