渋谷・東急本店近くの「ポスターハリスギャラリー」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-5456-7218)で現在、写真家・谷敦志さんの個展「アンビバレンス・ライブ!」が開催されている。
大阪生まれの谷さんは1992年ごろから、写真作品の発表を始めた。「フェティッシュ&アバンギャルドなテイスト」の作品が特徴的。2009年ごろから、仏作家ジョルジュ バタイユの著書「眼球譚(たん)」、江戸川乱歩作品、グリム童話などの文学作品をモチーフにした作品を発表している。そのほか、書籍やCDジャケットのビジュアル制作、演劇、舞台、ミュージカルの宣伝写真などを手掛けている。
初の写真集「アンビバレンス」(書苑新社、2,940円)の発売を記念し開く同展。造形作家・菊地拓史さんが空間演出を手掛けた場内には、写真集に収録した作品や川端康成著「眠れぬ美女」にインスパイアされた作品35点などを展示・販売(六つ切=2万1,000円、 四つ切ワイド=5万2,500円)。会場では写真集やポストカードセットなどのグッズ、オブジェ作品、撮影衣装なども販売している。
3月16日・17日には、来場者を被写体に谷さんが写真を撮影するライブ撮影会を開く。開催時間は、各日16時~16時30分と18時~18時30分の2回。参加無料。
開催時間は13時~19時。入場無料。今月18日まで。