東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始を翌日に控えた3月15日、渋谷駅~代官山駅間の新線上で締結式が行われた。
今回新しく開通したレールは渋谷~代官山間の約1.4キロで、両線のレールが結合しているのは渋谷駅ホームの真ん中に位置するという。締結式を行ったのは渋谷駅から代官山駅方面へ約200メートル進んだ東横線のレール上。
式には東急電鉄・野本弘文社長、東京地下鉄・奥義光社長、桑原敏武渋谷区長、国土交通省鉄道局・田端浩次長の4人が参加。9時15分、司会の合図とともにT字の工具で直径約2センチ、長さ15~20センチほどの金色のボルトを締め、レールと枕木と固定した。
今回の相互直通運転開始で、東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線から東京メトロ副都心線を経て東武東上線・西武有楽町線・池袋線が直結(最大88.6キロ)。埼玉県西部から渋谷を経由して、横浜方面まで乗り換えなしで行くことができるようになる。