西武渋谷店（渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-0111）B館8階美術画廊で2月19日から、米ポップアーティスト、チャールズ・ファジーノさんの3Dアート展が開催される。

　ファジーノさんは1955年ニューヨーク生まれ。パーソンズ美術大学でアートを学んだ後、ニューヨーク・ビジュアル・アート・スクールでファインアートの学士号を取得し、ストリートアーティストとして活動。映画会社やスポーツリーグ、著名人などとのタイアップした作品も手掛けているほか、1999年には米オリンピック委員会のオフィシャルアーティストに起用され、シドニー～ロンドン五輪の公式ポップアート作品を制作している。

　小さいころに「魅了された」という飛び出す絵本をヒントにした作品は、主に自身で描いた原画から刷り上げるシルクスクリーン版画を使い、下絵にパーツを重ねていく技法で3Dアートを描いていく。多色刷のシルクスクリーン版画に、ラメやスワロフスキー・クリスタルなどをちばめているのも特徴。同展では、絵画を中心に約10点の新作を含む約60点の3Dアート作品を展示・販売する。価格帯は3万7,000円～168万円。

　営業時間は10時～21時（日曜・祝日は20時まで）。入場無料。3月3日まで。