渋谷のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で現在、北欧映画を紹介する「北欧映画の一週間」が開催されている。
渋谷エリアで展開されている「トーキョーノーザンライツフェスティバル2013」の一環。スウェーデンやデンマーク、フィンランドなど北欧5カ国の映画など14本を上映している。
今年はノルウェーを特集。ジャパンプレミアとなる心理迷宮ミステリー「チャイルドコール 呼声」(ポール・シュレットアウネ監督)、精神的な問題で引退した元カーリングの選手たちが再び試合に挑む姿を描いたスポーツコメディー「キング・カーリング」(オーレ・エンドレセン監督)の2作品と、同国の児童文学を原作とした作品で10歳の初恋物語を描いた「真実の恋」(アンネ・セウイッツキー監督)の3作品を紹介する。
そのほか、デンマークのベンヤミン・クリステンセンが監督から主演まで4役を兼ねたサイレント映画「密書」(1914年)などの古典映画、シュールでポップなラブストーリーをモノクロで撮った「ダーク・ホース」(2005年)など、アイルランドの若手ダーグル・カウリ監督の作品などもラインアップする。作品(「密書」以外)の前には、スウェーデンのグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルさんの短編アニメーションシリーズを上映。
鑑賞料は、一般=1,500円、大学生・会員・シニア=1,200円、当日3回券=3,900円。今月15日まで。