渋谷・みやしたこうえん近くのレンタルスペース「Creator’s District Cue 702」(渋谷区渋谷1)で2月23日、映画「ムーンライズ・キングダム」を取り上げたワークショップ「フィンランドのまなびシリーズ」第1弾が開催される。主催はKinologue(キノローグ)。
キノローグは、かねて映画配給・宣伝の仕事に10年以上携わっていた森下詩子さんのプロジェクトで、「映画(=kino)をきっかけに、対話(=dialogue)を行う」ワークショップを企画している。
昨年10月に、映画を通じて学びを提案する教材を作っているフィンランドのNPO「koulukino(コウルキノ)」と協力関係を結んだことから展開する同シリーズは、同NPOの教材を取り入れたワークショップとなる。
第1弾となる今回取り上げるのは「ムーンライズ・キングダム」。同作は、誰も知らない場所「ムーンライズ・キングダム」を目指し駆け落ちをする12歳のサムとスージーの物語。メガホンを取ったのは、「ザ・ロイヤル・テネン」や「ダージリン急行」などを手掛けたウェス・アンダーソン監督。本年度のアカデミー賞脚本賞にノミネートされている。
当日はシネマライズ(宇田川町)で同作を見た後、ワークショップ会場に移動。ワークショップでは「『ムーンライズ・キングダム』とは一体どんな場なのか」をテーマに対話し、「自分たちのムーンライズ・キングダム」を作っていくという。
参加料は、映画鑑賞料込み=3,000円、ワークショップのみ=1,500円。定員は約30人。事前予約制。現在ホームページで参加申し込みを受け付けている。