「ふくい南青山291」（港区南青山5、TEL 03-5778-0291）2階多目的ホールで2月22日～24日、「若手僧侶presents“こころのトリートメント”『東京禅僧茶房2013～美心のすすめ～』」が開催される。

　「心の調え方を知ってもらいたい」と、仏教の教えの伝え方を検討・実践している20～30代の若手僧侶の集まり、曹洞（そうとう）宗総合研究センター強化研究部門「Shojin-project」が企画する同イベント。同プロジェクトは、幼稚園・保育園児を対象にした演劇や人形劇、東京都近郊の老人ホームでの法話会なども行っている。

　フロア内では「心の戒め方」「心の調え方」「心の安らぎ」の3つをキーワードにパネルを展示。仏教に関連する書籍を集めたブースを設ける「ブックカフェ」や僧侶が普段使っている道具を展示する「実物展示コーナー」なども展開する。会場には僧侶が常駐し来場者の質問にも答えるという。

　期間中は、座禅（各日13時～14時、定員20人、所要時間100分）や5つの修行体験をする「プチ出家体験」（同17時～18時40分、同）のワークショップも実施する。いずれも事前予約制。今月14日までホームページで受け付けている。

　1階の店舗では福井県産コシヒカリを使ったおかゆの試食会を実施。「紅映梅（べにさしうめ）」や汐（しお）吹き昆布、はまなみそからトッピングを選べる。ゴマ豆腐や呉汁、大豆の保存食「打豆（うちまめ）」など「禅文化と関わりの深い食」も紹介する。

　開催時間は11時～19時。入場無料。