中目黒・目黒川沿いの「バンタンゲームアカデミー」(目黒区中目黒2)で1月26日、無料の映画上映・トークイベント「ナカメキノ」が開催される。
「映画と中目黒をもっと好きになってほしい」と開く同イベント。「Bistro Orancio」(上目黒3)オーナーの須藤晋次朗さんを代表に、中目黒在住で編集者の山﨑真理子さん、映画解説者の中井圭さんが企画・運営を手掛ける。
山﨑さんらは昨年10月から、中目黒駅前「ナカメアルカス」で毎月最終土曜・日曜に開かれている「中目黒村マルシェ」にも携わっており、「中目黒の良さを伝えられるイベントがあれば」と新たに企画したのが「ナカメキノ」。
「ナカメキノ」に先駆け昨年11月にプレイベント「中目黒シネマズ」を実施。中井さんと映画文筆家の松崎健夫さんをゲストに、「アニー・ホール」(ウディ・アレン監督、1977年)を上映。満席となる65人を集めた。
本格スタートとなる今回。上映作品は「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー監督、2004年)。ゲストに松崎さんと中井さんを招き、作品解説トークショーを行う。場内は家具・小物レンタルなどを行う「EASE」協力の下、映画に合わせた演出も予定する。
今後は毎月最終土曜、中目黒周辺で開催していく。春や夏には屋外での上映も予定。作品はジャンルにこだわらず幅広くセレクトしていくという。駅前では「中目黒村マルシェ」も同時開催。
山﨑さんは「中目黒や映画をちょっとでも気になった方に来場いただければ。気軽に来られて、大勢の人たちと映画を見る体験の面白さを伝えられれば」と話す。「若い人だけでなく、地域のいろいろな方を巻き込んで一緒に地域発信していきたい。『こういう街いいよね』と思っていただければ」とも。
開催時間は17時~20時を予定(受け付け開始は16時)。参加無料だが、事前に同イベントフェイスブック上で事前申請が必要。定員は当日の受け付け先着順100人。