恵比寿駅のJR山手線線路と駒沢通りが交差する高架下の壁面が新しくなった。
地域住民で構成する恵比寿・代官山美化推進委員会やバンタンデザイン研究所などが行った同プロジェクト。同委員会から依頼を受けた同校が、デザインを学ぶ学生たちの「実践的な」フィールドワークを兼ねて参加。同所の壁画デザインが変更されるのは、3年ぶり2回目となる。
昨年8月に始動したプロジェクトでは、学生たちが提案したデザイン案を同委員会のメンバーたちが選定。地域住民たちが下地作りのため壁面をいったん白くし、その後、作品が採用された井上歩さんら同校デザイン学部グラフィックデザイン基礎科の学生たちが新たなデザインを描いた。塗装は昨年11月26日から12月16日にかけて行った。
壁画のサイズは縦2メートル×横8メートル。通りの両側に2面ずつ計4面。デザンコンセプトは「通行する人が幸せな気持ちになるような、明るく華やかなデザイン」で、「分かりやすく表現すること」にこだわったという。