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渋谷ヒカリエ「d47食堂」が正月限定「雑煮定食」-3都府県のレシピで

黒豆・数の子・田作り・伊達巻きの祝いさかな4種、エビの焼き物を付けた雑煮定食

黒豆・数の子・田作り・伊達巻きの祝いさかな4種、エビの焼き物を付けた雑煮定食

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階・クリエーティブスペース「8/(はち)」内のカフェレストラン「d47食堂」(TEL 03-6427-2303)が1月2日・3日、3都府県の雑煮を提供する。

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 ディーアンドデパートメントプロジェクトが手掛ける同店では日ごろ、「47都道府県の食」をテーマにした料理、国内各地のクラフトビールや国産ワインなどを提供。器も各地の特産品を使っている。正月に合わせ提供する雑煮は、同店のキッチンスタッフが、それぞれ実家で食べていたレシピで提供する。

 大阪出身・橋本圭介料理長は、白みそ仕立ての汁に、丸餅やタイ、サトイモ、焼き豆腐、アオサなどを入れる。東京出身・坂井竜一さんはかつお節と昆布でだしを取り、しょうゆで味付け。焼いた角餅や小松菜、大根などを入れ、仕上げにかつお節をかける。雑煮ではなく「つゆもち」と呼ぶ福島県会津出身の加藤めぐみさんは、鶏ガラでだしをとった汁に、手でちぎった丸型の餅やゴボウのささがきなどを入れる。

 雑煮は、黒豆・数の子・田作り・だて巻きの祝いさかな4種、エビの焼き物を付けた定食(大阪・東京=各1,600円、福島=1,500円、仕入れ状況により内容が変わる可能性あり)で提供する。雑煮を盛り付ける器は、浄法寺の漆を使った漆器や漆芸品を扱う「滴生舎」(岩手県二戸市)の汁わんを使う。北海道産身欠きにしんの甘露煮をトッピングした細目のそばに、雑煮定食と同様の祝いさかなが付く「ニシンそば定食」(1,600円)も用意。両日はこの2つのメニューのみを提供する。

 同店フロアスタッフの原由里香さんは「スタッフ自身が慣れ親しんできた雑煮。同じ日本の中でも、それぞれの地域に個性があることを再発見できると思う。新年の日本の食文化を、楽しくおいしく体感していただければ」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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