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原宿で若手作家・井上涼さんの個展-プロジェクションマッピングで表現

高さ170センチほどの白い彫刻にアニメを投影するプロジェクションマッピング作品「マチルダ先輩」

高さ170センチほどの白い彫刻にアニメを投影するプロジェクションマッピング作品「マチルダ先輩」

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 原宿のアートスペース「ラップネットシップ」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)で12月1日から、若手気鋭アーティスト井上涼さんの個展「マチルダ先輩」が開催される。

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 1983(昭和58)年兵庫県生まれの井上さん。2007年に金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻卒業。卒業制作として作ったアニメ作品「赤ずきんと健康」が、関西テレビ放送主催の学生映像コンテストBACA-JA佳作受賞、「トロントジャパニーズショートフェスティバル」映画祭賞受賞。同作はニコニコ動画デーリーランキングでは1位を獲得したことも。「快感」「楽しい」をテーマに、アニメ・実写映像、イラスト、漫画、インスタレーション、パフォーマンスなど幅広く作品制作に取り組んでいる。

 同展のメーン作品は、近年「ちょくちょく取り組んできた」というプロジェクションマッピングを使ったインスタレーション作品「マチルダ先輩」。高さ170センチほどの白い彫刻にアニメーションを投影する。そのほか、イラスト6点、立体イラストレーション11点なども展示予定。

 会場には井上さんも在廊するほか、A3サイズのポスターを無料配布。作品集DVD「女装とアニメ」(3,000円)や年賀状、クリスマスカード(1枚150円)などオリジナルグッズも販売する。

 開催時間は12時~20時(最終日のみ18時まで)。入場無料。同9日まで。

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