恵比寿に11月1日、自転車のセレクトショップ「charifuri（チャリフリ）」（渋谷区恵比寿西2、TEL 03-6416-9301）がオープンした。経営はカジュアルウエアやスポーツウエア、アクセサリーなどの製造・販売を手掛けるnarifuri（代官山町）。

2歳～6歳ごろまでを対象としたキッズバイクなどをそろえる店内

　自転車アパレルブランド「narifuri（ナリフリ）」を展開する同社が初めて手掛ける自転車店。同所の2階には「ナリフリ」が出店しており、子連れで来店する人が多かったことや、キッズバイクを専門的に扱い、アフターケアにも対応するショップがなかったことから、オフィスとして使っていた1階を店舗に改装し「チャリフリ」を出店。店名は「ナリフリ」と「チャリンコ」を掛け合わせて命名した。

　店舗面積は約10坪。「入りやすい雰囲気」を心掛けたという店舗は白を基調に仕上げた。店舗には整備士が常駐しメンテナンスにも対応するため、作業スペースは比較的に広めに設けたという。

　2歳～6歳ごろまでを対象としたキッズバイクと、ブリヂストンサイクル（埼玉県上尾市）とのコラボバイク「HELMZ（ヘルムズ）」に特化した同店。取扱ブランドは、米ダートバイクブランド「HARO（ハロー）」、国内メーカー「SHIMANO（シマノ）」など。完成車やフレーム、ハンドル周りのパーツ、サドル、タイヤ、チューブ、ブレーキパーツ、鍵、ライト、ヘルメット、メンテナンス用品などをそろえる。商品は、ランバイクや12～18インチホイールなと、子どもの成長に合わせて選ぶことができるモデルをそろえる「ハロー」の子ども向けシリーズ（9,975円～2万4,150円）や、「街乗り」視点で作られたバイクで、フレームの形状やカラーが特徴的な「ヘルムズ」の自転車（9万9,800円～17万9,000円）ほか。

　オープン後は20代後半～40代を中心に来店。ロードバイクユーザーより「街乗り」をメーンにしている、クロスバイク、ピストバイクユーザーが多いという。福永弦生（げんき）店長は「自転車は専門性が高いためか、どうしても敷居が高くなってしまいがちな気がするので、誰でも気軽に入ることができ、気軽に相談できる店を目指している」と話す。「自転車はオーバースペックでもロースペックでもなく、ちょうどいいベストな所がある。街乗りメーンな視点で、ちょうどいいところを目指していきたい」とも。

　営業時間は12時～20時。水曜定休。