1日、第16回東京国際映画祭が開幕した。主会場となる東急Bunkamura前は車両規制を行い、100メートルに渡って今回初となるレッド・カーペットが敷設され、コンペティション選考作品や特別招待作品などの監督や出演者、関係者、コンペティション審査委員長のコン・リーなどが正装で続々と入場した。11年ぶりにオープニングを飾る日本映画となった「阿修羅のごとく」に出演する八千草薫、大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子らが、観衆の注目を集めながら最後に入場し、オーチャードホールでは作品上映を前に舞台挨拶を行った。同映画祭では、協賛企画を含め207作品が上映され、最終日はコンペティション部門で上映された15作品の中から「東京グランプリ」など6賞が発表される。9日まで。
第16回東京国際映画祭