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渋谷で「レゴ」で作った世界遺産展-新登録された姫路城・古都グアナフアトも

写真=レゴブロックで作られた「モン・サンミシェル」と会場の様子

写真=レゴブロックで作られた「モン・サンミシェル」と会場の様子

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 渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)3階の「パルコミュージアム」(TEL 03-3477-5873)で11月2日から、「PIECE OF PEACE『レゴブロック』で作った世界遺産展-PART-3-」が開催される。

世界遺産に新登録されたばかりの「姫路城」など

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 世界遺産条約採択40周年を記念し開くチャリティーアート展となる同展。2003年に第1弾、2008年に第2弾がはじまり、これまでに全国で約150万人が来場したという。第3弾となる今回は「LOVE EARTH/LOVE ASIA」と題し、レゴブロックで作った27カ国の世界遺産(39点)と地球(1点)、合わせて計40作品を展示する。

 作品は、ウェストミンスター宮殿(イギリス)やモン・サン-ミシェルとその湾、パリセーヌ河岸(レゴブロック作品はエッフェル塔、以上フランス)、ピサのドゥオモ広場(同ピサの斜塔、イタリア)、アントニ・ガウディ作品群(同サクラダファミリア、スペイン)、自由の女神(アメリカ)、マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)、タージ・マハル(インド)、万里の長城(中国)、厳島神社、古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市、同金閣寺)など。

 注目は、昨年世界遺産に登録されたばかりの姫路城や「平泉-仏国土を表す建築・庭園および考古学的遺跡群」(レゴブロック作品は中尊寺金色堂・毛越寺)、「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」(同首里城)、四川ジャイアントパンダ保護群(中国)、シドニー・オペラハウス(オーストラリア)、古都グアナフアトと銀鉱群(メキシコ)などが新たに制作され展示に加わった。

 そのほか、伊藤桂司さんや本城直季さん、タナカカツキさんら、40人以上のクリエーターが参加し、「未来に残したい、私のたからもの」をテーマにしたメッセージアートやメッセージを並べる「LOVE PEOPLE-ART・MESSAGE-」を展示。JAXA協力の下、宇宙から見た地球の写真と映像を紹介する「宇宙から見た『世界遺産』」などの企画コーナーも展開する。

 会場では、Tシャツ(各2,000円)やアートブック(600円)、缶バッジ(100円)など、オリジナルのチャリティーグッズも販売し、入場料と合わせて収益の一部を日本ユネスコ協会連盟が行う「世界遺産活動」へ寄付する。

 前日の1日にはオープニングセレモニーを実施。世界遺産モデルの多くを制作・監修するレゴ社公認レゴモデルビルダーの直江和由さんと、同展に参加するクリエーターである漫画家・楳図かずおさん、アニメーション監督・河森正治さんがテープカットに登場した。

 会期中、同店8階特設会場で来場者がレゴブロックを体験できる「みんなでつくるPEACE!」を連日開く(同展のチケット半券で入場可)。スペイン坂広場の特設会場では、週末限定で直江さんが来場しレゴ教室も開催(参加は先着順)。開催日は今月10日・18日・24日。各日13時~、15時~。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時まで、入場は閉場の30分前まで)。入場料は、大人=400円、小学生=200円、小学生未満無料。

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