原宿・明治通り沿いに9月、スウェーデンのアウトドアブランド「ホグロフス」の国内初直営店「ホグロフス原宿」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6427-1410)がオープンした。経営はホグロフスジャパン(新宿区)。
1914年、森林労働者向けに作ったバッグが起源となる同ブランド。1995年にアパレルビジネスに、1999年にフットウエアビジネスに、それぞれ参入。2010年、アシックス(神戸市中央区)が買収し子会社化。これまで、輸入代理店が卸やオンリーショップなどで展開していたが、昨年ホグロフスジャパンを立ち上げ直営店を開いた。直営店はスウェーデン、韓国に次ぐ世界3店舗目。
アウトドアブランドのショップが多いことなどから原宿エリアに出店。店舗面積は35.4坪。ファサードは岩壁を連想させるようなデザイン。店内は黒や白、木材を基調に仕上げ、トナカイの皮を敷いたベンチなどを配置。一角には、同ブランドの初期のロゴや、立ち上げ当初に作られたバッグなどを展示し、同ブランドの歴史を表したコーナーも用意した。
メンズ・レディスともに、登山やスキー、ランニングなどに向けた、アパレル・バッグ・フットウエア・アクセサリーなどを展開。同店では国内で展開する全商品を取りそろえる。中心価格帯は、ジャケット=4万円~5万円台、シャツ・フリース=1万5,000円~2万5,000円、トレッキングパンツ=1万5,000円~2万円、シューズ=2万円~4万5,000円ほか。
オープン後は20代後半~40代を中心に、プロ志向の客からカジュアル志向の客まで共に来店があるという。男女比は6対4程度。アシスタントストアマネジャーの内藤康行さんはは「直営店として、最新の生地を使い、最高のものを作っているのをアピールしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~20時。