渋谷ロフト(渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-3807)5階で現在、ハロウィーングッズを特集したコーナーが展開されており、その動向を聞いた。
毎年シーズンに合わせ特集コーナーを設けている同店。今年は10月4日から本格的展開しており、当初は菓子類や装飾アイテム、雑貨、コスチュームなど、色違いを含め1万3000種類近くを用意。開始とともに低価格帯の菓子類が、それに続き室内デコレーショングッズが売れていき、中旬あたりからコスチュームなど仮装アイテムが動いてきたという。例年、ハロウィーン当日直前は人足が減る傾向にあるという。
総販売数では菓子やカボチャ型のランタン、クモの巣、モール、着脱が可能な「ジェルジェム」などの小物類が上位に入るが、渋谷はハロウィーンイベントを行うクラブも多いことから、例年コスチュームの需要は高い。今年人気が高いのは、順に「不思議の国のアリス」のアリスのコスチューム(4,830円)、ファッショナブルな魔女の「ウィッチレディー マーガレット」(5,145円)、「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫をモチーフにした「チェシャ猫ガール」(4,725円)だという。コスチューム小物では、赤い角が付いたカチューシャ(588円)、「スケルトングローブ」(504円)なども人気。
今年は「猫耳ヘア」のはやりを受けてか、「猫耳」のカチューシャやヘアクリップ、耳を付属したコスチュームなどの猫関連アイテムが増えているという。ほかにも、夏に公開された映画「アベンジャーズ」(ジョス・ウェドン監督)にも登場する、アメコミレーベル「MARVEL(マーベル)」のキャラクターグッズも導入。スパイダーマンやハルク、キャプテンアメリカ、マイティ・ソーなどのコスチュームをデザインしたTシャツ(2,840円または3,990円)は人気が高く、品切れになっている商品もある。
コスチュームのほかに、ラムネを詰めたフランケンシュタインやドラキュラなどを描いたブリキ缶(1,050円)、ホラーハウス型の立体カード(525円)、カボチャや魔女型のステンシルセット(893円)、スナック類を詰め合わせたカボチャ型の「スケルトンバケツ」(1,260円)などもそろえる。
期間中は普段に比べ「高校生の来店が増える」と話す渋谷営業企画部の田中寛子さん。「中に菓子が入っている缶など、ハロウィーンが終わっても2度楽しめアイテムもある。(ハロウィーン)ギリギリまでやっているので、寄っていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~21時。10月31日まで。