明治神宮外苑を中心に10月30日から、デザインイベント「東京デザイナーズウィーク2012」が開催される。主催はNPO法人デザインアソシエーション。
国内外の企業・デザイナー・ギャラリーなどがそれぞれの作品や取り組みを発表する同イベントは今年で27回目。
今年のスローガンは「Hello Design」。国内の建築家・インテリアデザイナー36組の集合個展「プロ展」、ギャラリーや若手アーティストによるアート展、企業やデザイナーによる「テント展」「コンテナ展」、デザインを学ぶ学生チームが参加する「学校作品展」など、12のコンテンツを展開する。
江戸時代の絵師・伊藤若冲からインスパイアを受けた作品を展示する「伊藤若冲 感性インスパイア展」には69組が参加。建築家=谷尻誠さん、藤本壮介さん、鄭秀和さん、インテリア=森田恭通さん、ファッション=三原康裕さん、坂部三樹郎さん、グラフィック=浅葉克巳さん、グルーヴィジョンズ、アート=田名綱敬一さん、天明屋尚さん、メディアアート=猪子寿之さん、書家=武田双雲さん、国外アーティスト=マルセル・ワンダースさんなど。
今年は新たにソフトウエアデザインに注目した企画展「Design Next」も開催。ユーザーインターフェース、ライフスタイルや、コミュニティーのデザインなど、パソコンやモバイルデバイスを通したウェブサービスやアプリを中心に、ソフトウエアデザインを発信する。
場内では学校作品展に参加する約50校の学生たちが講師となるワークショップやトークショー「ハローナイト」、伊デザインサイト「designboom」主催のデザインショップ、音楽イベントなど、展示以外の企画も用意する。
想定動員数は10万人。開催時間は11時~21時(ハローナイトは22時まで、最終日は18時まで)。入場料は、前売り=2,000円、当日=2,500円、大学生=1,500円、高校生=1,000円、18時以降入場の「ナイト割」=1,500円、「LOVE」をテーマにネイルアートをして来場した人=1,250円、幼稚園~中学生の子ども連れ=親1人と子ども1,500円、親2人と子ども2,000円。11月5日まで。