南青山・みゆき通り近くの「Gビル南青山01」(港区南青山5)で10月11日から、「ボルト日本直撃!~プーマと駆け抜けてきた『伝説』への道~」が開催される。
1986年ジャマイカ出身の陸上競技短距離選手ウサイン・ボルトさん。100メートル(9秒58)、200メートル(19秒19)の世界記録保持者であるほか、今夏開催されたロンドン五輪で2大会連続となる3冠(100メートル、200メートル、4×100メートルリレー)を獲得したのも記憶に新しい。「PUMA」とは2003年から契約している。
ボルトさんが4年ぶり3回目の来日を記念し開く同展。場内には30~40点を展示。歴代の広告パネルや、ジャマイカで撮影された写真などオフショット、ボブ・マーリーの長女セデラ・マーリーさんがデザインしたロンドンオリンピックのジャマイカ代表チームのオフィシャルウエアのレプリカなどのほか、ロンドンオリンピックでボルトさんが実際に着用したユニホームもサイン入りで並べる。
開催に先立つ10日、同所にボルトさんを招き会見が開かれた。ロンドン五輪について、ボルトさんは「宣言通り目標を達成できて自分自身に誇りを持っている。(自分の成し遂げたことを)思い返したら感情的にグッとくるものがあり涙が零(こぼ)れ落ちた。偉大なことを成し遂げたと思っている」と振り返った。
弓矢を射るような独特のポーズについては、「もともとは好きなマイケル・ジョーダンが独特のポーズをやっていて、格好(かっこ)いいと思いポーズをとるようになった。子どもや皆さんがまねしてくれることは誇らしくうれしい」と話した。日本のファンに向けては、「伝えたいことは、スポーツに限らず何事にも一生懸命、そしてフォーカスして楽しみながらやることが大事ということ」とメッセージを送った。
開催時間は11時~19時。入場無料。今月14日まで。