渋谷・キャットストリート入り口の都営宮下町アパート3号棟(渋谷区渋谷1)で8月8日から、日本唯一の任天堂のライセンスTシャツブランド「THE KING OF GAMES」の10周年記念企画「KOG10(展)-10TH ANNIVERSARY TOUR-」(TEL 03-3400-6555)が開催される。
2002年、京都を拠点にスタートした同ブランド。京都のセレクトショップで働いていた江南匡晃さんらが、任天堂(京都市南区)社員だった同店の常連を通じて企画を持ち込んだのがきっかけ。同年デザインチーム「エディットモード」として独立し、これまでに70種以上の任天堂ライセンスTシャツを手掛けている。
ブランド設立10周年を記念し展開する同展では、40種ほどを展示・販売予定。10年前にシリーズ第1弾として発売した「マリオ20thTシャツ」を10周年記念版にアレンジした「KOG10周年記念Tシャツ」(6,090円)や、初代「マリオブラザーズ」の公式イラストを使ってデザインしたTシャツで、会場限定カラーも用意する「マリオブラザーズ/PLAY STYLE2」(4,800円)など。10年前に初めて制作した「マリオTシャツ」や、「マリオの生みの親」である任天堂のゲームクリエーター宮本茂さんがサインしたTシャツ、現在は販売していないTシャツなど、展示のみのアイテムもある。
会場には、10周年記念ロゴバッジやオリジナルステッカーなどが入った「KOG10周年記念ガチャガチャ」(1回200円)も用意し、「当たり」が出た人には、1980年代のビンテージ任天堂カードを進呈。オリジナルのコーヒーカップ(2,700円)やブレンドコーヒー(800円)、ハンドメードキーホルダー(1,500円)なども販売する。会場での購入客には限定トートバッグ・ステッカーを進呈する。
江南さんは「10年前と変わらない物作りをしている。(会場では)プリント工場で一人の職人が一枚ずつプリントを仕上げていく工程を映像で流している。全自動じゃない、全ての工程に人が携わっている。そんなハンドメードなゲームTシャツをぜひ見に来ていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月12日まで。