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渋谷でソ連巨匠・タルコフスキー特集上映-生誕80周年で

遺作となった作品で、カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞など4冠を獲得した「サクリファイス」(1986年)より

遺作となった作品で、カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞など4冠を獲得した「サクリファイス」(1986年)より

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 渋谷のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で8月4日から、「タルコフスキー生誕80周年記念祭」が開催される。

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 1932年ソ連生まれのアンドレイ・タルコフスキー。1984年にイタリアに亡命するも2年後の1986年に肺がんで亡くなった。54年の生涯で手掛けた長編映画は7本。水や雨、光などを駆使した作風で知られる。

 特集上映は、今年生誕80年を迎えることを記念して企画。8作品を上映する。作品は、初の長編作品で、第二次世界対戦下のソビエトを舞台にした「僕の村は戦場だった」(1962年)、SF作家ストルガツキー兄弟が自身らの原作「路傍のピクニック」を基に脚本を執筆した「ストーカー」(1979年)、遺作となった作品で、カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞など4冠を獲得した「サクリファイス」(1986年)など。各回入れ替え制。

 鑑賞料は、一般=1,500円、学生・専門学校生=1,200円ほか。今月17日まで。

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