原宿のイベントスペース「VACANT(バカント)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6459-2962)で7月28日、「第13回原宿シネマ“衝撃を感じる映画たちvol.1”」が開催される。
映画館のない街・原宿で同所を運営するNO IDEA(同)らが主催する映画の定期上映イベント。月1回、各分野で活躍する人を「一日館長」として招き、館長がセレクトした「人生に衝撃を与えた1本」を紹介していく。
今回館長を務める映画監督で作家の安藤モモ子さんは1982(昭和57)年生まれ。ロンドン大学芸術学部を次席で卒業後、ニューヨーク大学で映画作りを学ぶ。帰国後、奥田瑛二監督、行定勲監督などの助手を務め、2010年に「カケラ」で監督デビュー。昨年には初の長編小説「0.5ミリ」(幻冬舎)を刊行。画家やフォトグラファーなどとしても活動する。
今回、「衝撃を感じる映画」として上映するのは、2006年に公開された「食」のドキュメンタリー「いのちの食べかた」(ニコラウス・ゲルハルター監督)。野菜や果物、家畜、魚など機械で生産・管理されている食物。ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、数秒で解体される魚、自動車工場のように解体される牛など、食物を生み出している現場を捉えた。
開催時間は16時~18時15分終了予定(開場は15時30分)。定員100人。入場料は、一般=1,800円、学生・原宿割(原宿在住または勤務)=1,500円。