青山キラー通りに7月21日、インテリアショップ「ACTUS(アクタス)青山店」(港区北青山2、TEL 03-5771-3591)がオープンした。経営はアクタス(新宿区)。
直営15店舗目となる同店。1969(昭和44)年に青山で創業した同社は、同エリアを「常に」出店候補地として検討。ライフスタイルショップとして新しいブランディングを目指す上で「必要不可欠な出店地と認識していた」という。
場所は、1月末に約20年に及ぶ営業期間を経て閉店した「無印良品青山3丁目店」跡。店舗面積は694.22平方メートル。「都会の邸宅(Villa)」をデザインコンセプトに、「優雅でくつろいだ雰囲気」を演出。店内全体を一軒の邸宅に見立て、各スペースを玄関やキッチン、リビング、ベッドルームなどのテーマに沿った空間に仕上げた。ボディーケアクリームなどを実際に試すことができるよう、シンクも設置している。
商品構成比はおおむねオリジナル7対セレクト3。セレクトブランドは、1895年創業デンマークのソファブランド「アイラーセン」、同じくデンマークの「ムート」、イタリアの家具ブランド「ポラダ」、「ポリフォーム」、スロベニアのボディーケアブランド「レパヴィダ」など。
商品は、セミオーダーが可能なアイラーセンの「STREAMLINEソファ」(28万4,000円)、ボトルに藤のスティックを刺して香りを出すイタリアのフレグランスブランド「クルティ」の「スティックフレグランス」(8,925円)、「700年前からの伝統製法を守り続けている」という海塩を使ったレパヴィダの「バスソルト」(5,040円)ほか。
プレスの直海祐一さんは「インテリア感度の高いお客さまに対して、他社にはないアクタスらしさを表現した商品やサービスを展開したい」としながら、「青山かいわいのインテリアショップ全体で青山のインテリアを盛り上げていけるような活動ができたら」と話す。「創業の地に出店することの意味をスタッフ全員で共有し、昔からのお客さまを大切にしながらも、新しいアクタスファンを増やしていきたい」とも。
営業時間は11時~20時。