渋谷・宮益坂の御嶽神社(渋谷区渋谷1)で7月17日、翌日から渋谷ヒカリエ(渋谷2)内のミュージカル劇場「東急シアターオーブ」で始まるブロードウェー・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の公演祈願が行われた。
同劇場のこけら落とし公演となる同演目は1957年にブロードウェーで初演。ニューヨークのストリートを舞台に、2つの不良グループの抗争、恋に落ちた男女の恋などを描いた物語。今回上演するのは、トニー賞受賞脚本家アーサー・ローレンツが演出したリバイバル版で、国内での上演は48年ぶりとなる。
今回、渋谷宮益商店街振興組合(同)が中心となり、渋谷ヒカリエの「お膝元」である同神社を同地区のシンボルとして、街の活性化につなげていくことを目的にキャストらを誘致。今回を皮切りに、今後の公演の際などに定番化していきたい考えだ。
この日、キャスト30人を含む約45人が参拝に訪れた。手水舎で手を清めた後、神事に参列し、宮司によるおはらいなどを受けた。最後に配られたミニサイズの熊手を手に写真撮影する姿も見られた。キャストたちは今月15日に来日。現在、明日から始まる公演に向け通し稽古などを行っている。
ウエスト・サイド・ストーリーの公演は今月18日~8月5日。当日券は、初日の7月18日は販売しないが、翌19日以降は開演1時間前より先着順で販売する。座席券が無くなり次第、立ち見券(5,000円)も販売する。