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南青山にスパゲティミートソース専門店-麺・ソースにこだわり

白を基調に木目やブルーを取り入れ「南イタリア風」に仕上げた店内

白を基調に木目やブルーを取り入れ「南イタリア風」に仕上げた店内

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 表参道交差点近く・青山通り沿いに5月、スパゲティミートソース専門店「St.Julian’s(セント・ジュリアン)」(港区南青山5、TEL 03-5469-3900)がオープンした。経営は西田農産(同)。

ソースはデミグラスミートソースとトマトミートソースを用意

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 鹿児島県西之表市で安納芋やジャガイモ、タマネギ、ソラマメなどの農作、加工なども手掛ける同社社長の乗浜(のりはま)誠二さんが、将来的に構想するEC販売に先駆け、リアルな拠点として開業した。店名は、マルタ島の都市セントジュリアンズと、西之表市の雰囲気が似ていると感じたことから名付けた。「IL Viandante d’Omotesando St Julian’s(表参道にある、農家がやる憩いの場」をコンセプトに据える。

 地下1階に位置する同店の店舗面積は約12坪。席数は、カウンター=7席、テーブル席=10席の計17席を用意。店内は白を基調に木目やブルーを取り入れ、「南イタリア風」の内装に仕上げた。

 断面が「飛行機の翼」のような形をしている麺は、モチモチ感を出すため1日~3日ほど熟成させる自家製麺を使う。ソースは現在、赤ワインで煮込んだ13ミリ一度びきの牛肉、「さっぱり感」を出すためのセロリ、トマトを煮詰めたトマトミートソースのほか、赤ワインで煮込んだ厚さ13ミリの一度びきの豚肉、歯応えを出すためレンコンなどを入れて作るデミグラスミートソースの2種を用意。乗浜さんの友人が手掛けるスパゲティミートソース専門店「フォークダンス」(葛飾区)から技術提供を受けた。

 麺の量はS(170グラム、700円)からLL(420グラム、1,000円)まで4段階を用意。サラダが付くほか、ランチ(11時~14時)にはドリンク、安納芋の冷製スープがセットになる。トッピングとして半熟卵やチーズ(各100円)をラインアップ。8月をめどに、「オマールエビのクリームパスタ」の提供を始めるほか、パスタは4~5種まで増やす予定。現在はランチの売り上げが7割ほどを占めているが、6月中に夕方以降、ワイン(3,500円~8,000円中心)やそれに合うアラカルトなどのメニューをそろえる。現在の客単価は950円ほど。

 オープン後は20代後半~30代を中心に、青山学院大生や近隣に住む年配客などが幅広く来店しているという。今後、店頭で西之表の野菜などを販売する予定もある。

 営業時間は11時~21時。

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