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「ショートショート フィルムフェス & アジア」開幕へ-100作品上映

アカデミー賞短編部門ノミネート作で東日本大震災を描いたドキュメンタリー「津波そして桜/The Tsuami and the Cherry Blossom」から

アカデミー賞短編部門ノミネート作で東日本大震災を描いたドキュメンタリー「津波そして桜/The Tsuami and the Cherry Blossom」から

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 原宿・表参道などで6月15日から、日本発アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(以下SSFF & ASIA)2012」が開催される。

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 俳優の別所哲也さんが創設者となり、1999年に原宿で始まった同映画祭。2004年には米国アカデミー賞から公式認定を受け、同年兄弟映画祭として初開催した、アジア作品を集めた東京都共催の「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」もSSFF & ASIAとして同時開催している。

 112の国と地域から4400本以上の応募から選定した約100本の作品を上映。今年の作品傾向として、震災以後の生活の変化をテーマにした作品、復興に向けたメッセージが込められた作品が目立つという。

 オフィシャルコンペティションとしてインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門から優秀作が1作品ずつ、さらにその中からグランプリ作品を選ぶ。グランプリ作品は次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となる。

 アカデミー賞プログラムでは、本年度のアカデミー賞短編部門ノミネート作で東日本大震災を描いたドキュメンタリー「津波そして桜/The Tsuami and the Cherry Blossom」(ルーシー・ウォーカー監督、アメリカ)、同短編実写部門受賞作品「海岸/The Shore」(Thery George監督、イギリス)など計47作品を紹介。「ミュージックShort部門」では、ノエル・ギャラガーさんのミュージックビデオ「RIDE THE TIGER」、映画「ALWAYS三丁目の夕日’64」の主題歌として使われたBUMP OF CHICKENの「グッドラック」を基に、同作を手掛けた山崎貴監督が脚本を書き下ろした作品「Good Luck」などを上映する。

 そのほか、Jリーグが20回目のシーズンを迎えることから、「スポーツの持つ力」やフットボールをテーマにした「フットボールプログラム」、IT関連・デジタルコンテンツの人材育成スクールを運営するデジタルハリウッド(千代田区)とコラボした、CG作品を紹介する「CG部門」などをラインアップ。無料上映プログラムとして、「ファンタジー」をテーマに台湾の若手映像監督の作品を上映する台湾・高雄映画祭とコラボレーションしたプログラム、環境省による「チャレンジ25キャンペーン」と連動した「ストップ!温暖化部門」なども展開する。

 広域渋谷圏の会場は「表参道ヒルズスペース オー」(渋谷区神宮前4、今月22日~24日)と「ラフォーレミュージアム原宿」(神宮前1、同15日~19日)。鑑賞料は、1プログラム一般=1,400円、学生=1,000円、3プログラム=3,000円ほか。

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