サッポロビール(渋谷区恵比寿4)が今年1月に設立した一般社団法人「日本ビール文化協会」(同)が6月12日、札幌・東京・大阪で9月23日に実施する第1回「日本ビール検定(愛称「びあけん」)の申し込み受け付けを始めた。
同検定では、日本のビールの歴史・製法・原料や飲み方など独自のビール文化を中心に、世界のビールにも触れ、幅広い分野で試験を行う。
受験資格は、検定当日20歳以上であることが条件。出題レベルは、3級=ビール文化に触れることで、ビールの楽しみ方をさらに広げたい人を対象とした初級レベル、2級=ビール文化・歴史を語ることができる、ビール通になりたい人を対象とした中級レベル。1級は2級合格者が対象のため、初年度は実施しない。ホームページで練習問題6問も出題している。
出題形式はークシート4者択一方式(筆記試験)で、3級=全100問中60問以上の正答者、2級=全100問中70問以上の正答者を、それぞれ合格基準とする。
受験料は、3級=4,500円、2級=5,000円、3級・2級併願=9,000円。検定会場は受験票で通知する。現在、ホームページで受検申し込みを受け付けている。締め切りは8月20日。同検定公式テキスト(実業之日本社)も6月下旬、発売予定。価格は1,575円。