国学院大学渋谷キャンパス(渋谷区東4)で6月、地域連携講座「渋谷学-今と昔とこれからと-」が3回のシリーズで開かれる。同大創立130周年記念。
同大は2002年4月、創立120周年を記念した学術事業の一環として「渋谷学」を開講した。2001年にスタートした研究会を母体とし、民俗学や歴史学、経済学などの教員が、多様な顔を持ち、日々変化し続ける街・渋谷を「科学」する試みとして学部の域を超え横断的に研究に取り組んでいる。これまで講座やシンポジウムを開いてきた。
今回は3回シリーズで、「昔」「今」「これから」の3つの視点で、外部講師も交え渋谷を捉えていく。テーマと講師は以下の通り。6月16日=「渋谷の現在~未来-しなやかな発想で変わる街の構造」(西樹シブヤ経済新聞編集長)、23日=「渋谷の近世-谷間の風景とその変貌-」(根岸茂夫同大文学部教授)、30日=「渋谷の一つ目小町・代官山の来し方、行く末」(田原裕子同大経済学部教授)。
開講時間はいずれも10時30分~12時。受講無料。定員は80人。申し込みはメールなどで受け付けている。詳しくは同大ホームページで確認できる。締め切りは14日。問い合わせは同大エクステンション事業課(TEL 03-5466-0528)まで。