表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4 、TEL 03-3497-0310)本館地下3階スペースオーで6月1日、「コピーパレード展,TCC 50th★」が開催される。主催は東京コピーライターズクラブ(以下TCC、神宮前5)。
TCCは国内で活動するコピーライターとCMプランナーが所属する団体。1958(昭和33)年に結成した「コピー十日会」を前身とし、1962(昭和37)年に発足。翌1963(昭和38)年から毎年秋に「コピー年鑑」を発刊している。現在の会員数は897人。
TCC設立50周年を記念し開く同展。TCCの会員それぞれが、これまでに発刊された「コピー年鑑」全49冊の中に掲載されている広告コピーの中から選んだ「ベストコピー」を、プロジェクターを使い壁面に投影する。アートディレクションは、広告・パッケージデザイン・音楽・CMなど幅広く活動するクリエーティブプロダクション「デイリーフレッシュ」(代官山町)の秋山具義さんが担当。
投影するのは、「なにも足さない。なにも引かない」(サントリー山崎、1990年)、「ゆれる、まなざし」(資生堂、1977年)、「それゆけ私。」(サントリーウーロン茶、1998年)、「カエルコール」(NTT、1986年)など897本。
会場では、場内に用意した付箋に言葉を書きパネルに貼り出していく来場者参加型の「明日の言葉ギャラリー」も開くほか、昨年までの歴代「コピー年鑑」を一堂に展示する。
開催時間は12時~17時。入場無料。